池袋にヤマダ電機が10月30日にオープン。
オープンから一週間はヤマダ電機の市場独占状態であったが
ヤマダ電機も決してこのオープンからの一連の戦役を圧倒的にすすめている
わけではなかった。押し寄せる顧客に店員の絶対数が不足し、客をさばききれない。
また巨大店舗のため扱う商品数が膨大、結果、顧客に誤った説明をしてしまうという
電機店にとって深刻なクレームが出始めたのである。ビックカメラもヤマダ電機の混乱
を見て取り根強い古くからの顧客層の囲い込みに入り、戦線は膠着状態に入った。
一方この電脳WARの戦況を注意深く見守っていたのが西武百貨店であった。
ヤマダ電機は電機店ではあるがレストラン街や本屋までをも持つ自己完結型の店舗であり、
西武百貨店にとって、特にレストラン街が脅威であった。もしヤマダ電機レストラン街に
顧客を奪われれば、自己のレストラン街が崩壊してしまう。しかし、電機店のレストランよりも
伝統あるデパートのレストランを顧客は選択して西武百貨店は辛くもこの危機をブランド力と歴史で乗り切った。
ビックカメラがヤマダ電機を家電製品を主力にして懸命に迎撃しているさなかヤマダ電機の
もう一つの切り札モバイルドリーム館が稼動を始めようとしていた。ビックカメラの真横で・・・
(その4へ続く)